ヤフーニュースさんで紹介されていた記事が気になりました。運動ができない子供が増えているという内容。子供の身体能力は外遊びで養われるもの、やらされている運動では逆に体を故障させるのだと感じました。
では、スポーツをさせれば、体力も運動能力も身に付くのかといえば、私は必ずしもそうではないと思います。
スポーツは成長期を終えた大人が楽しむために考え出されたものが多く、例えば、利き腕の使用頻度が高いなど、体の特定の部分を中心に使うケースが目立ち、その箇所だけが発達することも多いのです。
50M走で骨折、片足で立てず…子どもの体に何が?(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
私も、子供さんに指導していて、体が使えていないということを感じています。足の指でグーパーができない。逆立ち(倒立)ができない。うまく転がれない。
つまり、指先が使えず、腕力が低下していて、バランス感覚が鈍化している状態に思えます。
スポーツというパターン化された運動は部分の強化(筋肉・能力)にはなっても、トータル的な身体能力が育たないのかもしれないですね。
決まり事もルールもない、すべてが自由な外遊び。いろいろな運動パターンで楽しく動くことが大切なのだと感じました。