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ざつがくしてます☆ by ゆうはん

力 vs 分析力…綱引き日本一を決める大会の勝敗は?(アスリートの魂・進友会・BIWAKO同志会)

 

 

NHK「アスリートの魂」で本日深夜1時30分に放送されました日本一を決める綱引き対決。パワー(気合・根性・筋力)の進友会さん 対 テクニック(技術・戦略・分析力)のBIWAKO同志会さん…軍配はテクニックに。


低重心のパワーラインを維持する進友会さんに対して、重心の上下の揺さぶりでラインを崩す作戦のBIWAKO同志会さんが勝利(初優勝とのこと)。3年連続優勝を狙う絶対王者・進友会さんは、何が起こっているのかわからず、対応できないままの敗北でした。


これは、武術(柔術や柔道)で相手の手首を掴んで引っ張り投げるときの感覚に近いのかもしれないですね。自分の背中側に体重を掛けながら、息を吸って胸(中丹田)に重心を上げて引き、そこから息を吐いて腹(下丹田)に重心を落とす。それでも相手の姿勢が崩れず動かなかった場合は、さらに、上げて、下げて、上げてと呼吸を止めない、といった感じです。

 

「力が技術をねじ伏せるのか?」
「技術が力に上回るのか?」

 

今回のつな引き対決は、「柔よく剛を制す」という言葉どおりの試合展開で、とても興味深い勝負映像でした☆

 

追記:今回のVTRは進友会さん寄りな撮影でしたね。“魂でひけ”というタイトルも、気合・根性・力が勝利するのを応援していたように思われる。絶対王者の進友会さんの連覇を期待しての企画だったのかもしれないですね。たしかに、力が技術を圧倒する「剛よく柔を断つ」というのも、見ていて爽快ですもんね。

 

 

 


アスリートの魂
「魂で引け 綱引き 進友会 vs. BIWAKO同志会」


NHK総合・2014年3月27日・1時30分~2時15分


語り:袴田吉彦


番組内容:
地上30センチの格闘技と呼ばれる綱引き。その王者を決める大会が3月行われた。3連覇を狙う長野県のチームと、打倒に燃える滋賀県と福井県の混成チームの熱戦を追う。

 

 

 

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