読書書籍:あなたは半年前に食べたものでできている
人間の体は、疲労がたまったり、精神的に追い詰められたりしてストレスがかかると、かかったストレスと同じくらい強い刺激で、そのストレスを打ち消そうとします。
(中略)
刺激には刺激で対抗する。それが体の自然な反応です。心身が疲れていると、ものすごく辛いものや砂糖まみれのお菓子、油ギトギトの揚げものやポテトチップスなどに手が伸びてしまうのはそのためです。
仕事終わりのビールが美味しいのは、日中ためたストレスのおかげ?そう考えると、ストレスも悪くないですね。美味しくお酒が飲める、食べたいものを美味しく食べられるのですから。
運動後のチョコレートも最高ですよね。とくに、スキー場のリフトの上で食べるチョコレートの甘さは格別…疲れているからこそ味わえる至高の食べ物でしょうか(笑)
ラーメン店で、スープと麺を別々に提供する“つけ麺”が流行しだしたのは970年代後半らしいですね。ソーメンやお蕎麦のように麺に絡ませて食べるので、汁の味がとても味が濃いのが特徴(魅力のうま味?)。
でも、全部ペロリと平らげてしまう。そして、しばらくすると、また食べたくなる。リピーターになる要素が強いメニューです。これも、現代人が疲労困憊、ストレスフルな毎日を過ごしているから?刺激物が足りていないのかもしれないですね。
著者:村山彩
ブックデザイン:轡田昭彦・坪井朋子
料理写真:邑口京一郎
帯写真:尾崎誠
スタイリング:白素穂
出版社/メーカー: サンマーク出版
発売日: 2013/12/05
メディア: 単行本(ソフトカバー)
もくじ
第一章 「正しい食欲」と「間違った食欲」がある
第二章 「正しい食欲」は運動で取り戻す
第三章 正しい食事をするための生活習慣
第四章 「食」を味方にできる人、できない人
第五章 実践!村山食堂