ツボの本に書かれていた皮膚感覚が興味深いです。「皮膚で動きを活かす、皮膚で動きを殺す」の章で書かれていた実験のくだり。
皮膚は突っ張ることを嫌います。これは簡単な実験で実感できます。
(中略)
この実験でわかることは、皮膚は動きの方向性に関与しているということです。
(中略)
相手の力を殺そうと思えば、動きにくい方向には皮膚を操ればよく、逆に相手の力を活かそうと思えば動きやすい方向に操ればよいのです。
ツボがある本当の意味 〜経絡理論を根底から覆すツボの考え方〜
腕は、骨と筋肉、そして、皮膚でできてる。腕を動かすときに、骨と筋肉は意識しても、皮膚までは気にしてないですね。柔術系、合気系の武術で、柔らかく握る感覚は、皮膚を握る感覚なのかも。皮膚には方向があるとのお話、とても興味深いです。
ツボがある本当の意味 〜経絡理論を根底から覆すツボの考え方〜
栗原誠