忘れるって悪いこと。覚えられないのは、脳の能力が低下してるような印象。でも、忘れることで脳の負荷を軽減、円滑に脳を使えるための機能なのかもしれないですね。
もっと重要なことは,多くの機器は人間の認知的負荷を低減するように作られているということです。
たとえば,普段私たちが使っている手帳も,予定を記憶するためのものです。頭の中に覚え込まなくても手帳を見れば正確な予定がわかります。
このような媒体を外部記憶と呼びますが,この場合,人間だけあるいは外部記憶だけに着目するのではなく,外部記憶を使っている人間を1つのエージェントとしてとらえることが大事です。
メモ帳やスケジュール帳。紙でも電子端末でも、記録しておけば脳の代わりに記憶しておいてくれる。何がどこにあるのか、それがわかれば、必要なときに必要な情報を引き出すことができる。ずっと頭の中に入れておかなくていい。そう思うと、積極的に「忘却機能」を活用した方がよいのかも。嫌なことは忘れた方が幸せですもんね。
なにより、感動した映画やおもしろかった漫画など、忘れることで何度も楽しめるのが嬉しいです。初見のおもしろさを覚えてたら、途中で飽きてしまう。でも、この先どうなってたっけ?とおぼろげな状態が心地良いです☆