世界のトップ選手の走り方で、踵をあまり使わない「フォアフット走法」という着地法があると知って、お取り寄せしました。ランニングの方法が中心のスポーツ書籍かと思ったら、ナイキさんの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」について詳しく書かれていてびっくりです。
アルティメット フォアフット走法 56歳のサブスリー! エイジシュートへの挑戦
みやすのんき (著)
「ヴェイパーフライ」シリーズの目的は、「フォアフット走法」をアシストするためなのですね。どのような走り方をすれば、「ヴェイパーフライ」の本領が発揮できるのか、靴と身体の関係が紹介されていて、とても興味深い内容でした。
ヒールストライク走法やフラット走法と比較すると、あまり足首を使わないので、ふくらはぎが細くなるらしい。それと、あまり耳にしない「小指球」という言葉が印象的。小指球から母指球のアーチの踏み方が足裏のポイントのようですね。シューズの弱点も書かれていて、いろいろ勉強になりました。
ちなみに、走り方を間違うと、靴の踵が大きくすり減ってしまうらしく、3万円もするシューズがすぐにダメになってしまうみたいです。以前、ひるおびの八代さんが「コスパが悪いシューズ」といったコメントをされていたのは、こういう意味なのですね。