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湿布、かぜ薬などの医療用医薬品が保険適用外になる?市販薬はかなり割高な印象

 

湿布、かぜ薬などが保険適用外になって、全額負担になるというニュースをテレビで見ました。

 

健康保険組合連合会が今日発表する案「病院で処方される薬のうち市販薬で代用できるものは保険適用外」とのこと。まだ決定ではないようですが、保険制度の継続のため、医療機関で処方されなくなる可能性があるみたいですね。 

 

 

 

 企業の健康保険組合で構成する健康保険組合連合会(健保連)は22日、医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬について、医療保険の適用から除外し全額自己負担にすべきだとの提言を取りまとめた。

 

花粉症薬、保険適用外に=医療費600億円削減-健保連提言(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

 

医療費削減で財政負担を軽減、削減される医療費は2126億円ほどになるらしいです。とくに、湿布は700億円の削減になるとのこと。

 

ドラッグストアや薬局で買えるもの、市販品で代用できるものが対象になるそうで、湿布のほかに、漢方薬、ビタミン剤、保湿剤、うがい薬、花粉症治療薬など全6品目が対象とのこと。

 

テレビ(めざましテレビさん)で紹介されていた価格の比較が印象的でした。

 

 

湿布…3割負担:96円 市販品:2551円

ビタミン剤…3割負担:156円 市販品:3974円

漢方薬…3割負担:303円 市販品:4644円

皮膚保湿剤…3割負担:330円 市販品:2448円

 

 

 

「保険適用(1割~3割負担)」から、「保険適用外(全額自己負担)」になるとかなり割高な印象。財政負担の軽減で、家計負担が増す結果になるのだと感じました。

 

逆に、今までずっと病院へいかなかったのですが、病院へいった方がとても安いのだと知りました。この報道で来院される方が増えそうな感じもしますね。今後どうなるのか、とても気になるニュースでした。

 

 

 

医療費抑制に繋がる市販薬の利用が広がらない。湿布や鼻炎薬など市販薬があるのに、利用者が病院に通って処方される医薬品の総額が5000億円を超すことが日本経済新聞の調べで分かった。処方薬は自己負担が原則3割と安いからだが、残りは税金や保険料で賄う。

 

【日経新聞1面】市販薬同等医薬品の処方抑制で医療費抑制するべき | 医療費抑制 | テーマ | 企業情報FISCO

 

 

 

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