図2.12は、座った状態において、下肢がペダルを押せる力(踏力)の能力を示します。
ペダル面が座面にほぼ等しい場合に最大200%の踏力を出せます。しかし、この場合は図より明らかなように、足先を持ち上げている格好となっています。
疲れないで力を発揮できる適切な足位置は、約20cm下げた位置がよいとされています。
「下肢が出せる力」という図が興味深いです。筋肉や人体の構造(骨格)的には、自分の骨盤の下くらいまで上げた状態がフルパワーになるみたいですね。
前蹴りでキックするとき、あまり角度を意識したことがありませんでしたが、相手のお腹(急所「水月」、みぞおちの辺り)を踏むように蹴ると、200%の力が発揮できるのかもしれないですね。