木陰の大事

 

 

 

 

忍びの「木の陰に身を隠す」行動は、心理学的には「障壁信号」といって人が物理的障壁の陰に隠れると身の安全が確保出来たように安心する反応と、少しでも発見されにくい場所という二つの意味がある。

 

 忍術伝書 正忍記 (武道叢書)

 

 

 

 

忍術の伝書には、有名な“三大秘伝書”があるそうですね。それが『正忍記(しょうにんき)』『万川集海(ばんせんしゅうかい)』『忍秘伝』の三つ。

 


上記引用は、その中のひとつ『正忍記』に書かれている「木陰の大事」のくだりです。“忍び”とは“忍ぶ者”であり、いかに隠れるかがポイントみたいですね。

 


危険な敵地でのスパイ活動でつかの間の休息…「隠れる」ことで安心を得るという“木陰の大事”。遮るものがあると人間は心が落ち着く…太古の人類が洞窟に住み、壁がある家を作って住むようになったのも「障壁信号」によるもの?