昨夜(1月23日)放送の『世界一受けたい授業(日本テレビ)』で紹介されていた「大動脈解離」で死亡された方の特徴が興味深いです。
Q法医学者は????を見るだけで、大動脈解離で亡くなった可能性があると、死因をある程度特定できるんだそうです。一体、何を見るのでしょうか?
A正解は…体に貼られている湿布
この病気で亡くなった遺体には、左の肩甲骨の下あたりに湿布が貼ってあることが多いのです。大動脈は背骨よりやや左の背中側を通っているため症状が進行する際、背中に痛みが出て、ただの筋肉痛だと思って湿布を貼って済ませてしまうケースがあるのです。
番組の情報によりますと、昨年11月に「大動脈瘤破裂」で亡くなられた阿藤快さんも、背中に湿布を貼られていたそうですね。
大動脈瘤破裂は突然起こるが、阿藤快さんには前兆と見られる症状がいくつか出ていた
『背中の痛み、大量の汗、阿藤快さんを襲った大動脈瘤破裂の前兆症状とは 原因になる動脈硬化は冬に悪化しやすく注意が必要 | 健康リサーチ』より
ネットで調べてみますと、背中の痛みの他に、肩や腰に痛みがあったり、目尻(まぶた)や耳たぶに異常が見られるようです。でも、一番わかりやすい特徴は湿布でしょうか。
日本テレビ『世界一受けたい授業』
放送日時:2016.01.23・土曜日・19時56分~20時54分
出演者:堺正章・くりぃむしちゅー(上田晋也・有田哲平)
先生:ステファン・デュラン(特別授業)・高木徹也(保険体育)・江守正多(科学)